Whenever誌面コンテンツ

東日本大震災の被災地からも中日商談会へ出展

大連市の李万才市長も出席した開会式
 中国市場を目指す日本企業、団体の足がかりとなる「大連中日貿易投資展示商談会」が、今年も10月28、29日に沙河口区星海広場の大連世界博覧広場で開かれ、会場は過去最高の出展件数で活況を見せた。
 同商談会は中国国際商会と大連市政府の共催で2008年秋に初めて開催され、今年で4回目を迎えた。出展者を日本企業、団体に限定した展示商談会は中国国内でも珍しく、日本製品の中国進出をサポートするなど実績を上げて来た。
 今年はこれまでで最も多い37都道府県から361企業、団体が展示ブースを設け、米や味噌、日本酒などの食品をはじめ、伝統工芸品や化粧品、日用品、洋服、電子医療機器、作業用機械など幅広い分野の製品を紹介。来場した中国のバイヤーらは熱心に展示品を見て回り、日本の担当者と商談する姿も見られた。
 特に注目を集めたのが東日本大震災で被災した岩手や宮城、福島県の展示ブース。観光誘致のポスターやのぼりを設け、来場者に「自然と温泉、おいしい食べ物の東北へお越し下さい」と呼びかけ、元気な東北地方をアピールしていた。

この投稿は 2011年12月15日 木曜日 12:45 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

コメントをどうぞ

掲載日: 2011-12-15
更新日: 2012-04-10
クチコミ数: 0
カテゴリ
エリア