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　全日本空輸大連・瀋陽支店（ANA、西崗区中山路、森茂大厦）は1月1日から3日間、大連周水子国際空港で正月イベントを行い、正月飾りなどで成田国際空港と関西国際空港行きの乗客をもてなした。
　期間中は、チェックインカウンターや搭乗ゲートにしめ縄や鏡餅が飾られ、ANAスタッフたちも中国の唐装や漢服で対応。乗客らは、鏡餅を珍しそうに眺めたり、ANAスタッフと記念撮影をしたりし、新年の穏やかな空へ飛び立っていった。
　１、２日は順調だったが、３日は濃霧でほとんどの便が欠航となる緊急事態。ANAの乗客も長時間待たされることとなり、正月イベントも中止となってしまった。しかし、ANA大連空港所は、気象データや衛星画像から一時的に濃霧が改善する可能性を予想。大連上空に到着したANAの2機も、上空でしばらく待機し、予想通りに濃霧が晴れたタイミングで着陸を果たした。この日の到着はANAの2機のみ。着陸がアナウンスされると、ロビーから歓声があがり、出発を待ちわびていた合計300人の乗客も、無事に日本へと飛び立った。
　ANAの杉浦賢・大連空港所長は「最後まであきらめず、考えられる全てを想定し、できる限りの準備を行うことは、その先にあるお客様の笑顔のためです。3日の午後、満席の関空便と成田便から降りて来られたお客様と、その両機に搭乗されたお客様の笑顔はもちろんですが、両機が離陸し、事務所に戻った時、スタッフ全員が見せた素晴らしい笑顔も最高でした」と、振り返った。

　　全日空大连·沈阳支店于1月1日至3日间，在大连周水子国际机场开展正月活动。检票口和搭乘口被装饰上了具有日本新年特色的小挂件，工作人员也穿上了唐装和汉服。