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お米のチカラ

「お米を食べたら太る?」
「お米=糖質のかたまり?」
と思っていませんか?
私たちにとって大事な主食、お米。今回はお米の魅力に触れていきます。

1 お米に栄養はあるの?
お米は、バランスのとれた栄養価の高い食品。昔の日本人にとっては大切なタンパク質源であり、ビタミン、ミネラル、カルシウム、鉄分も含まれています。
 例えば、マグネシウムはアスパラガスの5本分、亜鉛はほうれん草の1/3束分、タンパク質は牛乳コップ半分と同じ栄養が摂れます。(お茶碗1杯分、約150グラムの白米の場合)

2 お米を食べたら太る?
 パンや麺類など、他の炭水化物と異なり、お米は塩分やコレステロールを含んでいません。さらに、お米に含まれる糖質は優先的に消費されるエネルギーであるため、太りにくい炭水化物であると言えます。
 ご飯を中心としたバランスの良い食事は、ダイエット向きです。

3 お米で心身ともに健康に!
 アミノ酸の一種「GABA」。
 抗ストレス作用があることで知られますが、白米にも玄米にも含まれています。
 その他、血圧を下げる、動脈硬化を抑える、脳細胞の代謝を活発にするなどの作用があると報告されています。

消化吸収がよく、太りにくく、健康美容効果もあるお米。
新米を楽しめる季節到来です。美味しく楽しくいただきましょう。

                                          文章・管理栄養士 白石香代子

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この投稿は 2014年10月7日 火曜日 7:02 PM に Whenever誌面コンテンツ, 管理栄養士の食コラム カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2014-10-07
更新日: 2014-10-07
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