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盟和（大連）汽車配件での吉川副知事（左から4人目）ら

　神奈川県の吉川伸治副知事ら3人で構成する訪中代表団が８月26日、瀋陽入りして友好提携を結んでいる遼寧省、韓国京畿道と開いた「第10回三県省道友好交流会議」に出席したほか、大連を訪れるなど交流日程をこなした。
　代表団は、吉川副知事と、同県拉致問題・国際戦略担当の大竹准一局長、同県県民局くらし県民部国際課国際交流・協力グループの長瀬昌一副主幹。代表団とともに、同県の高校生を中心とした47人のスポーツ団も訪れた。
　26日に瀋陽に到着した代表団は、午後には京畿道友好交流会議訪問団と会談し、「三県省道青少年スポーツ交流大会」の開幕式に出席。同スポーツ交流会は毎年、サッカーとバスケットボール、卓球の種目で開かれており、同県のスポーツ団員も交流試合に出場し、日ごろの練習の成果を披露した。
　代表団は翌27日、スポーツ交流大会を観戦した後、老人ホーム「遼寧省養老サービスセンター」を視察。午後は、三県省道友好交流会議と「高齢社会問題に対応する専門者会議」に出席、高齢社会の事情や課題、対策などについて意見交換した。
　28日は大連へ移動して大連市政府を表敬訪問し、その後は「大連国際汽車博覧会」を視察したほか、在瀋陽日本国総領事館大連事務所と遼寧康心美商業連鎖有限公司（ココカラファイン）、公益財団法人神奈川産業振興センター大連代表処を訪問した。29日は、大連保税区管理委員会で同委員会幹部と面会した後、同県厚木市に本社を置く自動車部品メーカー「盟和産業」の子会社「盟和（大連）汽車配件有限公司」（大連保税区）の工場や東風汽車有限公司東風日産大連分公司、自動車埠頭も訪れるなど、自動車産業を中心に精力的に回った。
　吉川副知事は「実りある訪中だった。三県省道で有意義な話し合いができた。地域間の交流には、対立だけではなく、良い雰囲気もあるので、この繋がりを、どう維持し、発展させていくかが大切。絆を切らないように、交流はずっと続けていきたい」と振り返った

　　8月7日，结成友好交流关系的神奈川县，辽宁省和韩国京畿道在沈阳召开了“第10次三县省道友好交流会议”，神奈川县的副知事吉川伸治等3人访华，会后又赴大连围绕着汽车产业进行了视察。吉川副知事称：希望继续交流合作。